企業の情報漏洩やサイバー攻撃などの対策をする場合は、セキュリティを十分に強化する必要があります。そのような仕事を専門に行うセキュリティエンジニアならば、効率的に問題を解決してトラブルが起こらないように対策できるでしょう。基本的なセキュリティエンジニアの仕事はセキュリティシステムやネットワークの設計、運用などですが、働き方によって行う仕事が大きく変わる場合があります。コンサルタントとして働いている場合と、現場で働くことを重視している場合の2つのタイプです。
コンサルタントの場合は、セキュリティを強化したいクライアントの担当者と相談して、どのようなシステムを開発するべきか話し合います。現場を重視する場合は、実際にシステムを開発して管理や運用する仕事を主に行います。セキュリティエンジニアの仕事で重要になるのは、新しい問題に対してどう対処するかです。クラッキングなどの技術は新しいものが増え続けており、その変化への対策を考える必要があります。
また、セキュリティエンジニアは交渉する機会が多く、トラブルが起きた時に関係者から意見を聞く場合があります。どのような原因で問題が起きたのか確認する仕事もあるため、システムのログを時間をかけて調べる業務もこなさなくてはいけません。セキュリティエンジニアの仕事は、適切なシステムを開発し、問題が起こさないように運用することです。どのようなシステムならばセキュリティ対策が万全なのか、適切に判断する能力も必要になります。システムを使っている方への教育も行うなど、セキュリティエンジニアの仕事は多いです。